悪餓鬼気質なネカマ
人は感情を持った生き物ですから、どうしても相性の悪い人はいます。
まだ幼い子どもならイジメという行為があるかもしれませんが、一般社会人ともなれば、理性を働かせて、その場だけでも上手く取り持つ、必要以外は関わらないなどの対応をするものです。
しかし、ネカマの中には、嫌いな人を困らせるために動く「カラカイネカマ」というのがいます。
悪意の無い「イタズラネカマ」と対象的に、こちらは明らかな悪意を持ったネカマです。
あるカラカイネカマ本人からの証言です。
その人はごく普通の企業に勤める男性会社員です。
会社の中には当然人間関係があり、その中には気の合わない先輩がいました。
その先輩とは何がという理由はないのですが、とにかくウマが合わないようで、働き始めた最初から嫌いでした。
ある日、その先輩から注意を受けた時、ピンと閃くものがあったのです。
“こいつに恥ずかしい思いをさせてやろう”
その人は以前、同僚から「先輩は出会い系サイトにハマっている」と聞いた事があるのです。
自宅に帰って、さっそくあちこちの出会い系サイトに女性として登録し、網を張りました。そして見事に、その先輩を見つけたのです。
さっそく女性になりきってメールを送り、その先輩と何度かメール交換をしました。
それからしばらくして、会社での先輩の様子がおかしい事に気付きました。
どうも落ち着きがないのです。
「女の子にメールしたら、僕の事を前から知ってるみたい」「なんだか近くで観察されてるみたい」と言っていました。
そりゃそうです、隣の席から実際に観察されているのです。
「良かったじゃないですか!縁があるんですよ」と素知らぬ顔で言ってやりました。
ネカマはますます面白くなってエスカレートしたのは改めていうまでもありません。
見られているかも…と周囲の視線を過剰に意識するようになった先輩は、今、少々ノイローゼ気味になっているということです。